宮城県塩釜市は子育て世帯を支援するため、食品などが入った「子育て家庭応援パック」を中学生以下の子どもがいる全ての世帯に配布します。26日から発送が開始され、6月中旬までに約3600世帯に発送される予定です。
応援パックの箱詰めは体育館などで次々と行われ、パックの中にはおでん缶やノリなど日持ちするものが詰められているとのこと。また、「子育て家庭応援パック」の配布の対象となるのは、0歳から中学生までの子どもがいる世帯です。休校などにより食費がかかることから経済的に家庭を支援しようと塩釜市が行います。塩釜市は5月に「応援パック」の第一弾として、ひとり親世帯を対象に野菜やマスクなどを発送していて、第二弾となる今回は幅広い世帯に支援をしようと対象を広げました。今回はノリやワカメ、おでん缶といった日持ちするものを中心に箱詰めされています。これらは地元の産業支援のため、市内の事業者から購入しているとのこと。
塩釜市の取り組みは、様々な世帯の経済的な支援になるだけでなく、塩釜市の地元産業の支援にも繋がるため、地域一丸となってこの状況を乗り切るぞ！という地域活性化に繋がることが期待されます。地域みんなで助け合い、自粛明けを笑顔で迎えられる日が1日でも早く訪れることを願います。
